「ポスト安倍」に菅官房長官が急浮上したワケ

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◆「忖度」副大臣と「失言」五輪相の辞任劇が影響?

「復興以上に大事なのは高橋さん(高橋比奈子衆院議員)だ」

 4月10日、こんなトンデモ発言を繰り出した桜田義孝五輪担当相が辞任した。在任わずか半年、失言で野党を援護し続けた稀有な大臣だった。

 昨秋の臨時国会では東京五輪の基本コンセプトを即答できず、「事前通告がなかった」と野党に責任転嫁したが、通告を受けていたことが判明して陳謝する羽目に。サイバーセキュリティ基本法改正案の担当にもかかわらず「自分でパソコンを打つことはない」と話し、競泳・池江璃花子選手の白血病公表後「がっかりしている」と漏らしたことも非難を浴びた。

 辞任直前の答弁では宮城県石巻市を「いしまきし」と読み上げ、「復興以上に〜」発言直後の囲み取材では「そんなこと言った記憶はない」とボケをかましたことも知られている。大臣はもとより、政治家としての資質も疑わしい人物だった。

 当然、政権へのダメージは避けられない。なにしろ、5日前には塚田一郎国交副大臣が、本州と九州を結ぶ道路整備の調査をめぐって山口県が地元の安倍首相と福岡県の麻生太郎副総理に「忖度した」と発言した責任を取って辞任した。

 相次ぐ失言で、安倍首相は任命責任を問われているのだ。全国紙政治部記者が話す。

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