履いたブーツを返品してくる20代女性客、要求を呑んだ店長の真意は?

履いたブーツを返品してくる20代女性客、要求を呑んだ店長の真意は?

写真はイメージです(以下同じ)

「ブーツを買った20代の女性が商品を返品してきたんですが、明らかに履いた形跡がありました。非常識だと驚きましたが、その時の店長の対応に、接客とはなんぞやというスタンスを強く感じることができました」と語るシューズショップ店員の前川保志さん(仮名・35歳)。

◆履いた形跡のあるブーツを「返品したい」という客

 JRに隣接している駅ビルの中の靴屋に、女性客がやってきた。3日前に買った1万5000円のブーツを返品したいと言う。

「返品の理由は、『他の店で似たようなブーツが売っていて、そちらの方が安かったからコレ返品します!』って。正直に言えばいいってもんじゃないのに、やれやれと心の中でため息をつきながら、返品されたブーツを見てびっくりしました」

 靴底に汚れがこびりついていることから、明らかに何回か履いていると分かったのだ。前川さんは「ちょっとお待ちください」と女性客に断り、ブーツを持って50代の店長の元へ。

「店長は『お客様が言うことが全てだから、返品を受けなさい』とレジからお金を取り出して僕に渡しました。明らかに嘘をついている客に、なぜだろうという疑問が生じたんです」

 そこで前川さんは、休憩時間に店長に尋ねると、次のような答えが返ってきたのだという。

「そんな客は放っておいていいよ。

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