日本人の6割が“生きづらい病”「毎日だましだまし生きている…」

日本人の6割が“生きづらい病”「毎日だましだまし生きている…」

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仕事や家庭などさまざまな場面で感じる「生きづらさ」が日本人に蔓延している。30〜55歳までの男女2000人を対象にしたアンケート調査でも64.5%の人が生きづらいと感じている現代社会。もはや国民病とも言える、その病理に迫る!

◆幼少期の親との関係で自己肯定感が低下する

 繊細すぎる感性を持つ『HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)』という気質や発達障害など注目を集めているが、精神疾患に分類される「複雑性PTSD」も生きづらさを生む要因とされている。

「阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件の後に『PTSD(心的外傷後ストレス障害)』が広く世に認知されましたが、命に関わるようなトラウマ体験に遭遇せずとも、家族との不遇な関わり、いじめなどを体験することで、本人の自覚のないうちに心に深い傷が残ることがあります。こうした傷が積み重なると、他人への恐怖感や不信感、自己肯定感の低下に繋がることも。これを『複雑性PTSD』と呼びます」(精神科医・坂本誠氏)

 生きづらさの要因になる複雑性PTSDは、親の離婚、厳しいしつけ、恋人との離別、親友の裏切り、教師からの過度な叱責など、誰もが経験しうることが原因で引き起こされることがあるという。大手メーカーに勤める竹井正博さん(仮名・35歳)も複雑性PTSDによる生きづらさを感じる一人だ。

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