パートナーの発達障害に悩む「カサンドラ症候群」。当事者夫婦の対策は?

結婚してから役所関係の手続きが増えたことや新生活が始まったことによるストレスで、ある日その怒りを嫁にぶつけてしまい、一時的に家を追い出されました。話し合いをする中で明文化することを思いつき、掲示しました」(30代・男性)

 カサンドラは、互いの“当たり前”や“普通”が違うことによって起こるものなのかもしれない。確認書は、“違うこと”をうまく擦り合わせるツールとして機能しているのではないか。

◯思い切って、離れて暮らす

「今は別居婚です。離れるのはお互いに心地よく暮らすひとつの手段だと思います。出来ることなら上手く一緒の家で暮らしたいのですが…。模索中です」(30代・女性)

 いっそのこと離れてしまえば、カサンドラにはなる確率は格段に下がる。さまざまな事情によってそう簡単にはいかないケースもあるだろうが、相手がアスペルガーであってもそうでなくても、関係を改善するためには、前向きに離れるという選択肢も一考に値するはずだ。

◆それぞれに合った“オリジナルの関係性”を

 発達障害の有無に限らず、夫婦間にはそれぞれに違いがある。さまざまなハックが共有され、それぞれの違いに合った対策を講じていければいい。

 翻って、「パートナーがアスペルガーだから」という理由で非難するのは偏見であり、避けるべきだ。

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