スマホアプリで“全ての乗り物”を予約・決済、公共交通の新概念「MaaS(マース)」って?

スマホアプリで“全ての乗り物”を予約・決済、公共交通の新概念「MaaS(マース)」って?

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このところ、一般メディアでも「MaaS(マース)」という単語が目立つようになった。このMaaSは「Mobility as a Service」の略語で、要は全ての乗り物をサービスとして提供しようという概念だ。そんなことは、すでに行われているじゃないかというツッコミもあるだろう。

 しかし、たとえばこのようなことを想定できないだろうか。自宅からJRの駅まで行くのにタクシーで行き、そこから鉄道に乗り換え、その後は到着駅から目的地までバスを使う。これら全ての移動の予約と決済を、ひとつのスマホアプリで一度にできたらこの上なく便利だろう。それがMaaSと呼ばれる仕組みで、日本でも試験運行が進められている。

 今後、我々の生活を一変させる可能性があり、そのメリットなどの基本をおさえておきたいところだ。

◆日本における「MaaS」の可能性

 今や誰しもがスマホを持っている。そして、そのスマホを活用したキャッシュレス決済サービスも充実するようになった。PayPay、LINE Pay、Apple Pay、au Pay、D払い。これらのサービスは、公共交通機関にどのような影響をもたらすのだろうか。

 ここで、タクシー運転手のつもりになって考えていただきたい。もしもタクシーで完全キャッシュレス決済・現金お断りができるようになったら、どのようなメリットが発生するのか。

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