年収1000万円から失業者に…定年前に会社を飛び出した男たちの明暗

年収1000万円から失業者に…定年前に会社を飛び出した男たちの明暗

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少子高齢化が進む昨今、長く働き続けることはもはや必然に。かつての「働き方」がいよいよ微塵も通用しなくなるこれからの時代、60歳以降の人生を確実に乗り切るうえで必要となるものとは一体? 経歴よりも資格よりもずっと重要となる「サラリーマン生活の適切な終え方」ここに考察する??。

◆定年を前に会社を飛び出した男の明暗

「退職当時の年収は1000万円を優に超えていましたが、今は本業の収入はゼロで、失業手当が毎月20万円入るだけです。この給付期間も間もなく終わりますが……」

 そう話すのは、30年以上勤めた大手マスコミを’18年に退職した安川久さん(仮名・56歳)。アスリートの力を社会貢献に生かすクラウドファンディング事業を立ち上げるべく、50代半ばを前にシニア起業の準備をスタート。新たな夢に燃える安川さんだが、現実はそう甘くなかった。

「専業主婦の妻からは、『私の人生の予定はこんなはずじゃなかった。失業者の妻になるなんて』と罵られました。以前から妻は『お宅の旦那さんはいいところにお勤めで羨ましい』と周囲から言われて鼻が高かったらしく……。最後は退職に渋々ながら承諾してくれましたが、今も『リストラされたと思われるのは嫌』と言って私のことを周囲にひた隠しにしています。不愉快ですが、妻の人生を狂わせたのは確かに私ですからね。

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