弁護士、税理士…”士業”資格ではもう食えない。資格を取る価値はあるか?

弁護士、税理士…”士業”資格ではもう食えない。資格を取る価値はあるか?

※写真はイメージです(以下、同じ)

「司法試験に受かれば、人生安泰」「安定した生活を送りたいから、税理士を目指している」……弁護士、税理士、行政書士、司法書士、社会保険労務士、公認会計士、弁理士等、「〜士」と名のつく職業は、「専門性の高い国家資格」という“刀”を武器に現代社会を生きる、「士業(しぎょう、サムライ業)」と称されている。

◆サムライ資格は使い方を誤ると『何の役にも立たない』

 厳しい修行研鑽の末にその“刀”(サムライ資格)を手にした者は、将来にわたって高い社会的地位と報酬を約束され、「先生」と呼ばれて人々の尊敬の念を集めてきた。

 しかしながら、そんなサムライ資格を手にしても「食っていけない」時代が到来した……そう警鐘を鳴らしているのが、『サムライ資格という毒薬』を上梓した行政書士法人、全国理美容コンサルティングの代表を務める福井識章氏だ。

「『この資格さえ取れば先の人生は安泰だ』という考えを持つ人が数多いますが、『一体、いつの話ですか?』と、私は声を大にして言いたい。“刀”の価値が大きく変わりつつあるこのご時世に、何を言っているのかと」と福井氏。

「サムライ資格は難関です。それゆえ取得すれば人生において大きな強みになる可能性が高いことは確かです。しかし、それはあくまで『可能性』の問題であって、使い方を誤ると『何の役にも立たない』あるいは『かえって害になる』ものです」

 それは一体どういうことなのか?

「『資格があれば安心できる』『就職・転職に有利』『もっと稼げる』というのは、資格を取る目的とは言えません。

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