40代でクビになったら…再就職のツラすぎる現実

40代でクビになったら…再就職のツラすぎる現実

イラスト/ぷちめい

人生も中間折り返し地点となり、あとは老後に向けてもうひと踏ん張り……というところで、これまで築き上げてきた資産が強制消去。若い頃のように無理も利かないなか、突然に訪れた悪夢にどう対処すればいいのか。さまざまな実例と類型から考察した。

◆SNS発言でクビ。再就職できず資産は減少中
貯金500万円→年200万円ずつ減少中

 大手開発メーカーの研究開発部門に従事し忙しい日々を送っていた松本幸次さん(仮名・44歳・独身)は、ある日突然会社の上層部に呼び出された。「これ、君の投稿だよね」と見せられたのは、松本さんが日々の愚痴や会社のボヤキを投稿するためにつくっていたフェイスブックの裏アカウントで、そこには、開発中の商品画像も大量に載せていたのだった。

「企業秘密に匹敵する情報も、知り合いとはいえ外部にすべて開示してたんだから当然ですよね。自分では、軽い日記のつもりだったんですが……」

 松本さんは不用意に会社に不利益を与える投稿をしてしまったことを認め、謝罪と再発防止と、悪意がなかった点などを訴えたが、会社側には全く聞き入れてもらえず、懲戒解雇されてしまった。

「上司とはSNSで?がっていなかったはず。今考えると同僚のタレコミだったと思うんですよね。同僚とも迂闊に繋がるのはリスクが高かったってことですね」

 そう吐き捨てる松本さんの心を、さらに荒廃させたのは再就職面接。

1 2 3 次へ

関連記事(外部サイト)