28歳・元自衛官が民間企業に転職したら後悔の嵐だった理由

28歳・元自衛官が民間企業に転職したら後悔の嵐だった理由

写真はイメージです(以下同じ)

今どき転職は珍しいことではないが、なかには仕事を辞めたことを後悔する人も多い。

 食品加工用の機器を製造するメーカーに勤めて4年になる池本純平さん(仮名・32歳)も「転職が間違いだったのでは?」と感じることがあるという。

◆28歳で自衛官から営業マンに

「正直、民間企業ならどこでもいいやと深く考えず、給料の良さだけで決めてしまったんです。仕事は営業担当で表向きはノルマがないことになっていますが、それぞれに課せられた“売上目標”があるから大変。実際、そのプレッシャーに耐えられず、辞めていく同僚もいました」

 そう話す彼の前職は自衛官。公務員なので収入は安定しており、当然ながら福利厚生も充実していた。しかも、独身の隊員たちは駐屯地や基地内の営舎で暮らすため、お金も貯めやすい。ちなみに自衛官が開設できる防衛省共済組合の口座の貯金金利を調べたところ、上限300万円の定期預金の年利は1.23%。池本さんが自衛官だったころは、今の倍の2.46%もあったそうだ。

「おかげで除隊するまでの10年間で1000万円近い貯金ができました。民間だと誘惑が多いですし、ここまで貯めるのは不可能だったでしょうね。でも、自衛隊は外出するのに外出証をもらわなければならず、休日前でも夜11時までには戻らなければいけませんでした。

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