「中古車はイヤ、中古マンションはOK」と考える人の非合理さ

「中古車はイヤ、中古マンションはOK」と考える人の非合理さ

新築だろうが中古だろうが「住めば都」だとは思います

腕時計もクルマも好きな斉藤由貴生です。私は、現代のおかしな消費を変えるために実践を重ねながら、いろいろ研究してきました。私は30代のいわゆるバブルを全く知らない世代です。所有欲の薄い世代とは言われますが、私の場合は、むしろ価値あるものは我慢せず所有したいと考えています。そんな私の価値観を、不定期ですが披露したいと思います。

◆第22回 マンションは中古で買うのが当たり前の風潮

 今回も、中古品の不思議と魅力についてお話しします。

 漠然と「中古」は嫌だって思っている人でも、家については中古に抵抗がないことが多いようです。清潔かどうかを気にするのであれば、家こそ新築が良さそうですが、そこを妥協できる人が多いから不思議です。賃貸でも分譲でも、前に誰か他人が住んでいた家に住んでいますよね。

 特に中古車に対して「事故車じゃないの?」と言う人だって、誰かが住んでいた物件に住んでいます。中古車の場合は「修復歴」という評価基準があるので「事故車である」という前提に納得して買うことになります。事故車かどうかの評価基準がしっかりしている中古車はなんとなく避けて、前にどんな人が住んでいたかわからないところに住むのはなぜでしょう。それは、当たり前のように多くの人が中古物件に住んでいるからです。つまり、当たり前とは、考えなくてもいい「勝手な常識」です。

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