中流サラリーマンが“貧困老人”に…お金だけではない孤独問題

中流サラリーマンが“貧困老人”に…お金だけではない孤独問題

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「真面目に働いていたはずなのに、悲惨な老後が待っていた」。これが今の日本の現実なのだろうか。普通の勤め人として中流以上の生活を送ってきたのに、彼らはなぜ生活苦に陥ったのか?

◆真面目なサラリーマンが“貧困老人”になる時代

 多数の「貧困老人」を取材すると、彼らは最初から下流生活だったとは限らず、むしろ普通に働いてきた人たちばかりであることが生々しかった。生涯独身、あるいは離婚したという人が多く、日常生活における孤独も際立っていた。

 老後に向けた貯蓄をせず、年金に頼るつもりが、年金だけではまったく足りないと知ったのは自身が老いてからだったという。

 現在、貧困にあえぐ高齢者に、1964年の東京オリンピックの好景気時に上京した人が多かったことを思えば、2020年以降に同様の状況が生じることが懸念される。

 さらに、NPO法人「ほっとプラス」代表理事の藤田孝典氏は「団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年前後に、生活保護受給者が一気に増加するのではないかという『2025年問題』もあります」と指摘する。

◆750万人が“独居老人”に…孤独という大問題

 2025年には、「世帯主が65歳以上」の高齢者世帯が2103万世帯となり、これは全世帯の38.9%に上る。

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