やたらと美女が多い街?清野とおる×パリッコが「葛飾区金町」を歩く

やたらと美女が多い街?清野とおる×パリッコが「葛飾区金町」を歩く

あの「鉄球」は一体何だったのか? 改めて調べてみたところ、かつて空き地にあった三菱製紙中川工場で使われていた「蒸し釜」らしいです。工場跡には現在、東京理科大学が建っており、キャンパス内にはなんと、あの「鉄球」がオブジェとして遺されているようです。そんなのもう、見に行くしかないですよね(清野)

2019年1月、東京都の北端にある赤羽という地を舞台とした壮大なるサーガ「東京都北区赤羽」シリーズを完結させた漫画家、清野とおる。

 もはや赤羽という街に選ばれ、目に見えない力によって作品を描かされたと言っても過言ではない氏の、執筆期間中の街との「チャンネル」の合いっぷりはすさまじく、一歩家を出れば常に異常な事件に巻き込まれ、関わる魑魅魍魎たる街人の数も日々増える一方。

 作品の完結という人生な大きな節目を迎えた今、切に感じるのは、少しの間赤羽の街と距離を置くことの必要性だそうだ。

 そこで、氏が赤羽の連載を始める前からの飲み仲間であり、いまやすっかり「酒」に取り込まれつつあるライター、パリッコと、地名に「赤」以外の色が付く街へ繰り出し、見知らぬ店から店へとふらり飲み歩き、魂のリフレッシュを図ろう!

 そしてあわよくば、新たなる新天地を見つけてしまおう! というのが、これから始まる本連載の趣旨です。

◆清野とおる、10年ぶりの葛飾区金町へ

 実はこの企画のプロトタイプとなる連載は、パリッコが監修を務める『酒場人』という雑誌で、以前に3回ほど行われたことがある。これまでに訪れたのは「白山」「青井」「目黒」。

 どの街でも非常に濃密な夜を過ごしたが、久々の復活、派手にいきたいところ。

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