純烈のリーダーから見た騒動の裏側「白と黒とハッピー〜純烈物語」<第1回>

純烈のリーダーから見た騒動の裏側「白と黒とハッピー〜純烈物語」<第1回>

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‘18年大晦日に「紅白歌合戦」出場を果たし「紅白に出て、親孝行」という念願が成就。この世の春を謳歌していた、ムード歌謡グループ・純烈。しかしそのわずか9日後に発覚したメンバーの不祥事で事態は暗転、グループ存続の危機に立たされた。

 純烈を結成、リーダーそしてプロデューサーとして苦労の日々を重ねてきた酒井一圭は、元々子役として芸能界にデビューし、戦隊ヒーロードラマなどで名を刻んだものの、その後鳴かず飛ばずとなった過去を持つ。後にプロレスと出会い、実際にリングに上がることで、その表現方法を純烈に昇華させている。その類まれな“人間力”はどこから生まれたものなのか。酒井本人やメンバーの現在と過去を行き来しながら、純烈の裏側を紐解くノンフィクション新連載―――酒井とともに「マッスル」に浸かってきたプロレスライター・鈴木健.txtが緻密な筆致で迫る。

◆白と黒とハッピー〜純烈物語【第1回】
“場外乱闘”がおりなすファンとの距離感
緊張と緩和による色気と触れ合える関係

 日本列島が令和初の猛暑日となった5月25日、ゆりかもめのテレコムセンター駅から「東京お台場 大江戸温泉物語」まで4分ほど歩いただけで汗がにじんできた。入り口を通るとひんやりし爽快な気分となったが、すぐに息を潜めるようにして列を作る集団が目に入った。

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