牝馬に襲いかかるG1馬、観客席に突進……平成の競馬珍レースベスト3

牝馬に襲いかかるG1馬、観客席に突進……平成の競馬珍レースベスト3

ゼンノエルシドのデビュー戦となった平成11年の3歳新馬戦。残念ながら写真ではその立派な5本目の足は確認できず……

<平成ギャンブル名勝負第8回・競馬珍レース編>

 平成の競馬を振り返る企画……として先日は「平成の名勝負」を振り返った。30年以上もの間競馬はほぼ休まず毎週行われていたのだから、プロ野球珍プレー好プレーでいえば30年分の好プレーを1時間にまとめるほどの難儀なことではあったのだが、改めて競馬は名勝負の宝庫だと再確認することができた。

 一方、珍プレー好プレーでいえば大半が”珍プレー”の放送となるように、競馬においてもいわば”珍レース”が数多く存在する。そこで今回は、平成30年余りの中から選りすぐりの、語り継ぎたい……というよりは知っていたらちょっと自慢できるかもしれない、思わず誰かに話したくなる、珍レースをご紹介したい。

 それでは、私、TAROが選ぶ、平成の珍レースベスト3! まずは第3位から。

◆第3位 平成14年(’02年) ラジオたんぱ賞 勝ち馬:カッツミー

 馬券を毎週買っていると痛いほど感じることがある。本当に競馬というのは、出遅れや道中の不利など、なんと思い通りにいかないことが多いものかと。レース直後に諦めざるを得ない……そんなことも日常茶飯事である。そこでふと、野暮な考えが頭をよぎる。

「もし、最終コーナーの時点で馬券を買えたらどれだけ儲かるのだろうか」

 実に浅はかな考えだが、もし仮に最終コーナーで馬券を買ってもまず的中することはできないだろうと思えるのが、3位に選んだ、カッツミーが制したラジオたんぱ賞(当時)だ。

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