「京アニのおかげで生きてこられた」。放火殺人にファンの慟哭と哀悼

「京アニのおかげで生きてこられた」。放火殺人にファンの慟哭と哀悼

週刊SPA!2011年12/6号、『映画けいおん』描きおろし表紙と付録ポスター

「日本の宝が…」「涙が止まらない」――。世界のアニメファンから悲痛な声が挙がっている。

 7月18日、放火されて爆発炎上した、アニメ制作会社「京都アニメーション」通称・京アニのスタジオ(京都市伏見区)。死亡者は34人にのぼり、放火したとみられる青葉真司容疑者(41)も重体だという。

 誰が狙われたとしても最悪の犯罪なのは当然だが、「まさかあの京アニが…」という衝撃は大きい。米企業が立ち上げた、同社を支援するクラウドファンディング「Help KyoAni Heal」には、目標75万ドルに対して世界中から約140万ドル(約1億5000万円、19日22時時点)が集まっている。

 実は、週刊SPA!界隈でも京アニファンは多い。表紙と付録ポスターに『映画けいおん!』の絵をオリジナルで描いてもらったり、同社のアニメーション監督で『涼宮ハルヒの憂鬱』を生み出した石原立也監督にロングインタビューさせてもらったこともある。

 一方で、アニメを観ない人にとっては、京アニが「日本の宝」だと聞いてもピンとこなかったりもする。そこで、熱烈なファンである犬飼孝司・週刊SPA!編集長に、京アニがかくも愛されるわけを聞いた。(以下「 」は犬飼談)

◆ショックと恐怖で仕事が手につかない

「被害の大きさが伝わるにつれ、正直に申し上げてあまり仕事が手につきません。

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