“芸能人なりすましメール会社”の内紛。裁判で部下が上司にマジギレ

“芸能人なりすましメール会社”の内紛。裁判で部下が上司にマジギレ

このような迷惑メール、一度は届いたことがあるだろう

「俺、木村◯哉だけどさ…」
「◯◯からお前の連絡先教えてもらって、連絡してるよ」
「スタジオこれから入りまっす\(^o^)/」
「早く会いたいから、返事下さい(汗)」

 このような、あたかも芸能人からのメールをもらったことはありませんか?

 もちろんこれはなりすましメール。返事をしたら最後、有料サイトへと誘導され、お金を吸い取られます。こんなの誰が引っかかるんだ? と首をかしげたくなるものです。先日こういった芸能人なりすましメールを始め、様々な詐欺メールを配信していた会社役員の裁判傍聴に立ち合いました。

 被告人は詐欺メールを送る会社の役員。審理に入り彼の罪を明らかにするため、当時働いていた課長(彼も起訴されすでに判決が出ています)が、証人として出廷した時の話です。

◆詐欺メール会社の内情は意外と地味

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被告人:多田野和也(仮名・30代後半)詐欺メール会社役員
証人:松山洋(仮名・50代)詐欺メール会社課長。被告人の部下
罪状:詐欺
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 今回傍聴したのは、LINEがまだ流行る前、平成23年頃の事件です。なりすましメールを送り、有料サイトへと誘導していたこの会社。

 被告人多田野の罪状を明らかにするため、傍聴時には当時課長だった松山さんが出廷。

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