“芸能人なりすましメール会社”の内紛。裁判で部下が上司にマジギレ

会社の業務内容や被告人との関係を、弁護士や検事の質問に沿って話していきます。

 ちなみに芸能人なりすましメールというのは、24時間交代制で送っているらしく、配信表には「どんな芸能人設定で、どのようなユーザーに、どの文面で送ったか」が書かれています。有料サイトに誘導し、その後はサイト内でいかにメッセージを引き伸ばし課金させるかという目標のため、オジサンたちがちまちまとメッセージを送り続けているのだとか。

 なんて地味で涙ぐましい努力、と一瞬同情しそうになりましたが、そうじゃない。悪徳詐欺会社は、こうして善良な一般人からお金を巻き上げているわけですが、だんだんと時代の変化とともにこの仕組みも限界を迎えます。そして淡々と話していた松山さんの口調も、荒っぽく……。

◆松山さんの化けの皮が剥がれ始める

「まずは私自身も、被害者の方への謝罪の気持ちがあります。誠心誠意、自分が経験したことを話し、そして罪を償いたいと思います」
「多田野さんへの恨みは、最初はありましたが今は全くありません。できることは、ただ罪を償いたいという気持ちです」

 最初こう宣言し、証人尋問を開始した松山さん。

 すでに松山さんには有罪判決が出て、現在、執行猶予中。最初は「自分も利用されていた!」と怒りを感じたそうですが、今は深く反省し更生の道を歩んでいるらしい。

関連記事(外部サイト)