“芸能人なりすましメール会社”の内紛。裁判で部下が上司にマジギレ

彼の管理は強引でずさんで、面倒を全部こちらに押し付けてばかりでした。私は辞めたかったんです」

 息を上げながら声を発する松山さん。

 いやいや、言いたいことって完全に恨み節じゃん。傍聴人全員が苦笑する中、弁護士がポツリと。

「落ち着いてください。言いたい事はわかりました。あなたは今も被告人を恨んでいますか?」

 そう問うと、キリッとした目線(は傍聴席からは見えませんが)で「恨んではいません!ただ、許せません!」

 そう大きな声で答え、席へと戻っていったのでした。

 いやいやいや。許せないと恨むはニアイコールなのでは?

 そんな声がどこからともなく聞こえてきそうなこの裁判。組織犯罪なのでまだまだ証人尋問は続いていくのですが、すでに罪状が決まった人はどんなに失言しても、自分の刑期は変わりませんから、やっぱり強い。そんな人間の本心を垣間見た気がしました。

 ちなみに被告人は松山さんの発言中、ただただ無表情で壁の一点を見つめていました。犯罪者同士とはいえ、元上司と部下。ヒートアップ具合をみるに、肝の座り方もやっぱり違うと思ったのは、筆者だけではないはずです。

<文/おおしまりえ>

【おおしまりえ】
水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。ブログ

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