ホームから改札まで徒歩20分…日本一のモグラ駅に行ってきた

そのため、不快に感じるほどの蒸し暑さもない。

◆車で訪れる観光客も多い

 なお、土合駅には地上にもホームがあり、高崎方面の上り線はこちら側。上下線のホームの高低差が70メートルも離れているのは、全国でもこの駅だけだ。

 冒頭の写真の通り、駅舎は谷川岳への登山客の玄関口となっているからか三角屋根が印象的な山小屋風。少し年季は入っているが、無人駅とは思えないほどしっかりとした建物だ。

 駅前には広々とした駐車スペースがあり、観光客のものと思われる車が何台も停まっていた。実際、階段を上っている間も数組の観光客とすれ違い、電車ではなく車で訪れる人のほうが多いようだ。

 地元では土合駅自体が観光スポット扱いになっており、鉄道に興味がない人でもちょっとした冒険気分が味わえる。近くには有名な水上温泉もあるので、日帰りでも泊まりでもきっと楽しめるはずだ。<取材・文・撮影/高島昌俊>

【高島昌俊】
フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。先日、この旅から帰国したばかりだが、早くも別ルートでの世界3周目に行こうか思案中。

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