体の不調を引き起こす「睡眠負債」 休日の睡眠時間が普段より90分長い人は要注意

体の不調を引き起こす「睡眠負債」 休日の睡眠時間が普段より90分長い人は要注意

記事まとめ

  • 睡眠の質は自律神経がコントロールするが、加齢と共に自律神経の機能は落ちていくそう
  • 十分な睡眠が取れないと、生活習慣病やうつ病、がん、認知症のリスクが高まるという
  • 必要とする睡眠量は人により異なるが、休日の睡眠が普段より90分長い人は要注意とも

休日にいつもより90分長く寝る人は要注意のワケ

休日にいつもより90分長く寝る人は要注意のワケ

休日にいつもより90分長く寝る人は要注意のワケの画像

―[最強の快眠メソッド]―

 平成29年「国民健康・栄養調査」によれば、40代の約半数で一日の平均睡眠時間が6時間未満と判明。さらに暑くなり寝苦しくなるこの季節、熟睡できないと悩んでいる人も多いだろう。

◆加齢とともに悪化する睡眠の質を改善すべし!

「睡眠の質は自律神経がコントロールするのですが、自律神経の機能は40代になると20代と比べ半分程度に、50代では3分の1程度にまで落ち込みます」

 そう語るのは、東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身氏だ。

「スポーツ選手が40歳前後に引退することが多いのもその理由で、筋肉は鍛えることができても自律神経の老化は防げないんです。自律神経は血圧や心拍、呼吸、体温などを調整しますが、この機能が低下すると睡眠のリズムがうまく取れず疲労回復が難しくなります」

 また、最近のホットワードでもある「睡眠負債」の影響も大きい。スタンフォード大医学部教授の西野精治氏によれば、ほとんどの人が睡眠不足の積み重ねで体の不調を引き起こす「睡眠負債」を抱えているという。

「十分な睡眠が取れないと、高血圧や肥満、糖尿病といった生活習慣病うつ病などの精神疾患、がんや認知症のリスクが高まります。体が必要とする睡眠量は人によって異なるのですが、例えば休日の睡眠時間が普段よりも90分くらい長い人は、睡眠負債を抱えているといわれています。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)