かんぽ生命を売っていた元郵便局員が軍隊のような研修や、地獄のノルマや安月給を暴露

かんぽ生命を売っていた元郵便局員が軍隊のような研修や、地獄のノルマや安月給を暴露

記事まとめ

  • かんぽ生命を売っていた元郵便局員は、不正販売は起こるべくして起こったと語っている
  • 研修は軍隊のようだったらしく、大声で挨拶させられ、1人で飛び込み営業もしたという
  • また、成果主義的な給与制度で、厳しいノルマをクリアできないと生活できないらしい

かんぽ生命を売っていた元郵便局員が語る、地獄のノルマ・研修・安月給

最初は、みんな仲間と思っていましたが、次第に順位によって差がでてくる。上位と下位の成績で顔色が変わるんです。

 教官は彼らの表情をよく見ていますが、『頑張れ』などの甘い言葉はかけません。『この仕事続けられるのか? 別の道もあるんじゃないか?』と決断を迫ってくる。

 毎日のように誰かが辞めていきました。朝、研修所に行くと隣の席に人がいない。教官は何事もなかったように授業を始め、しばらくすると別の教官が、彼の机の上の荷物を部屋の外に運び始める。異変に気がつきながらも誰もそのことに触れなかった。いなくなった彼と会うことは二度とありませんでした」

 Aさんと一緒にこの研修に参加した40人のうち、2ヶ月後に研修が終わるころには約3分の1が辞めていたという。
 また、ノルマを達成できなかった人対象の研修もあり、NHK『クローズアップ現代』(2018年4月24日放送)では多くの郵便局員が”恫喝研修”として実態を明かしていた。

 それでもAさんは、「教官は営業のプロで、基本的に良い人たちだった」と振り返る。

「後に飲み会で教官が話していたのは、『会社が大量に営業を採用して、使い物にならないやつを辞めさせる方針である以上、やらなきゃいけなかった』と。
 むしろ、40代以上でお荷物社員になって、局の上司から『給料ドロボー』といじめられながら、家族のために定年までしがみつくしかない郵便局員がたくさんいる。

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