かんぽ生命を売っていた元郵便局員が軍隊のような研修や、地獄のノルマや安月給を暴露

かんぽ生命を売っていた元郵便局員が軍隊のような研修や、地獄のノルマや安月給を暴露

記事まとめ

  • かんぽ生命を売っていた元郵便局員は、不正販売は起こるべくして起こったと語っている
  • 研修は軍隊のようだったらしく、大声で挨拶させられ、1人で飛び込み営業もしたという
  • また、成果主義的な給与制度で、厳しいノルマをクリアできないと生活できないらしい

かんぽ生命を売っていた元郵便局員が語る、地獄のノルマ・研修・安月給

『君たちにはあのようになって欲しくない』と教官は言うのです」

 むしろ問題は、保険営業の大変さを知らない自局の上司たちだったという。

◆営業手当のために危ない営業に走る「赤い詐欺師」

 かんぽ生命を強引に売った背景には、厳しいノルマだけでなく「売り上げに応じた営業手当」が指摘されている。日本郵便は2014年4月から、成果主義的な給与制度を導入したのだ。
  
「入社してすぐの研修で、新たに成果主義の給料体系を導入したという話を説明されました。
 驚いたことに、数年後に基本給が2割下がり、あとは、かんぽ生命保険を売った営業手当で稼げ、という制度なんです。
 入社前には、『初任給は一般企業よりも低いが、公務員のような安定と、充実した福利厚生がある』と聞いていたのに、全然違うじゃないか!と。

保険の営業ノルマをクリアできないと暮らしていけないような給料を設計されてしまったら、無理な営業をせざるを得なくなる。今回の事件は当然の成り行きですよ」

 2014年から導入された制度とは、「基本給を80%にダウン=役割基本給」+「基本給の8%=役割成果給」+「営業手当=保険の売り上げに応じて」(渉外営業の場合※)。給与に営業成績がダイレクトに響く。
 この営業手当は、新規契約の初月支払い額に応じて決まる。

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