マクドナルドが大赤字からV字回復できた最大の理由/馬渕磨理子

マクドナルドが大赤字からV字回復できた最大の理由/馬渕磨理子

マクドナルドが大赤字からV字回復できた最大の理由/馬渕磨理子の画像

「あの企業の意外なミライ」を株価と業績から読み解く。滋賀県出身、上京2年目、犬より猫派、好きな言葉は「論より証拠」のフィスコ企業リサーチレポーター・馬渕磨理子です。

 私はこれまで、上場銘柄のアナリストとしてさまざまな企業の業績予測、市況予測を行ってきました。また、自身で株式投資を5年以上に渡って行い、市場に向き合ってきました。本企画では、そんなリサーチャーである私馬渕の視点からみなさまに「あの企業の意外な情報」をお届けます。

◆“不祥事=マクドナルド”は過去のもの

 今回取り上げるのは、日本マクドナルド<2702>の財務分析です。

 マクドナルドといえば、少し前までは不祥事や大規模な店舗閉鎖など、“不調”のイメージが強い企業だったのではないでしょうか。

 2014年7月に、中国の工場で期限切れの鶏肉の使用問題が発覚し、信頼を大きく失った日本マクドナルド。事実、2014年、2015年は営業損失赤字に転落し、14年〜15年の損失は567億円となりました。

 そんなマクドナルドですが、その後たった2年で黒字化に成功。2018年12月には営業利益250億円を計上するまでにV字回復しているのです。どのようにして、マクドナルドはこのV字回復を成功させたのでしょうか。

1 2 3 4 5 6 7 次へ

関連記事(外部サイト)