親のスマホのパスワードは知ってますか? 亡くなったら大変なことに…

親のスマホのパスワードは知ってますか? 亡くなったら大変なことに…

デジタル遺品会社をもってしても、ロックされたスマホの壁を破るのは難しい。また、成功しても巨額の費用がかかってしまう

―[老親のお金を守れ!]―

 必死に働いて築いた親世代の資産。総務省データによれば70歳以上の人の平均貯蓄額は2249万円に上り、その多くはいずれ子供や孫に相続されることになるだろう。しかし、何もせずにいると、親の資産は失うリスクを伴う。老親のお金を守るのは子供の役目。今こそ親の資産を守る方法を学ぶべし!

◆スマホが凶器に変貌! 増加するデジタル遺品

 個人情報から現金まで、あらゆるデータがデジタルでやりとりされる現在。親を看取った子どもには、ウェブ上の情報や、スマホやパソコンといった「デジタル遺品」への対応も求められる。終活事情に詳しいライターの古田雄介氏に話を聞いた。

「デジタル遺品は遺族からは見えにくく、かつ業界のサポート体制も整い切っていないので、気づかれずに放置される可能性が高いです。実際にメインバンクにしていたネット口座が塩漬けになったり、動画配信サービスや電子版新聞の引き落としが死後数か月にわたって続くといったことも起きています。また、仮想通貨はパスワードがないと売買できませんが、パスワード不明でも相続税の対象になることが’18年3月の国会答弁で明言されています」

 特に厄介なのは、スマホが開けなくなってしまうケースだ。

「パソコンならHDDを取り出したり、セーフモードで中身を確認するなど、まだ対処法はありますが、スマホは本当に難攻不落です。

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