ライザップの急落は予測できた。CMとは違い財務はメタボ気味

ライザップの急落は予測できた。CMとは違い財務はメタボ気味

公式ホームページより

「あの企業の意外なミライ」を株価と業績から読み解く。滋賀県出身、上京2年目、犬より猫派、好きな言葉は「論より証拠」のフィスコ企業リサーチレポーター・馬渕磨理子です。私はこれまで、上場銘柄のアナリストとしてさまざまな企業の業績予測、市況予測を行ってきました。また、自身で株式投資を5年以上に渡って行い、市場に向き合ってきました。本企画では、そんな私、馬渕の視点からみなさまに「あの企業の意外な情報」をお届けます。

◆売上2倍でも利益は赤字、株価も大暴落

 今回取り上げるのは、ライザップグループ<2928>の財務分析です。ライザップグループといえば、M&Aにより急拡大したあと、相次いで買収した企業の再建に手間取り、大幅な赤字となった“急拡大と破綻”のイメージが強い企業ではないでしょうか。

 事実、2019年3月期第四半期に赤字に転落し、通期で193億円と大幅な赤字となり、一時、1500円以上あった株価が、200円台まで(7分の1以下)に下落しています。そんなライザップですが、直近決算2019年3月期第1四半期では営業利益が黒字転換しています。

 8月9日に開いた決算説明会で瀬戸健社長は「赤字の中でも赤字幅が大きく縮小したり、黒字の会社の黒字が大きく伸びたり、ひとつひとつ進めている。今期はしっかり足元を整えて、来期は大きなV字回復に向けて進みたい」と述べています。

1 2 3 4 5 6 7 8 次へ

関連記事(外部サイト)