娘といたら誘拐と通報された劔樹人さん「育児パパは見た目で損するか?」を当人に聞いた

娘といたら誘拐と通報された劔樹人さん「育児パパは見た目で損するか?」を当人に聞いた

騒動の顛末をnoteに寄稿した劔さん

娘と一緒に新幹線に乗っていたミュージシャン兼漫画家・劔樹人(つるぎ・みきと)さんが、誘拐だと勘違いされた“事件”が大きな波紋を広げている。8月18日に劔さんがツイッターで公表した。

 この問題は「社会の男親育児に対する考え方」「ジェンダー論」「公共論」「幼児虐待と通報の是非」などいろんな角度から切り取ることができるが、今回は「男親の見た目」という点にフォーカスして検証してみたい。男性育児に対する、より差別的な側面が浮き彫りになってくるはずだ。

◆父親が娘を連れていて、誘拐犯と通報される

 発端は新幹線の車内で劔さんの娘がぐずり始めたことだった。現在、2歳半でイヤイヤ期まっ盛りであることから、「これは大変なことになるぞ」と他の乗客への迷惑を考慮して劒さんは娘とともにデッキに移動。長野から乗った新幹線はUターンラッシュの時期でデッキも混雑していたが、ひたすらあやすことに専念した。

 だが嫌な予感は的中し、娘の泣き声は大きくなるばかり。一体どうしたものかと途方に暮れていると、突如、上野駅で警察官3〜4人に取り囲まれたという。

「すいません。泣いている女の子を連れているという男性はあなたですか? 誘拐事件の可能性と通報があったもので……」

 よもや自分がそんなかたちで疑われるとは! 自身の身分証や子供の保険証を見せ、なんとか最終的には警察に実の親子だと納得してもらったものの、その間も新幹線は駅で停止した状態。

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