アマゾン大火災の“放火犯”は「ブラジルのトランプ」ボルソナロ大統領なのか?

アマゾン大火災の“放火犯”は「ブラジルのトランプ」ボルソナロ大統領なのか?

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「ブラジルのトランプ」に向けて、世界中から大ブーイングの嵐が吹き荒れている……。

 8月初旬からアマゾン川流域の広大な熱帯雨林で同時多発的に発生している大規模な森林火災は、今なお収束する気配はない。ブラジル国立宇宙研究所によると、毎分、サッカーコート1.5倍の面積が焼失するペースで燃え広がっており、火災発生当初から消火活動に消極的だったボルソナロ大統領への批判の声が、日に日に高まっているのだ。

◆ボルソナロ大統領は「火災は南米の問題」

 アマゾンの熱帯雨林は日本の国土の約18倍になる670万?の大きさを誇り、その80%がブラジルに広がっている。水資源も豊富で、地球上の陸上生物の10〜15%が生息。世界の酸素の20%がこの森林から排出されているとされ、今回の火災が地球温暖化に与える影響も危ぶまれている。

 ボルソナロ大統領は今回の火災を受け、9月6日にアマゾン地域の関係国で対策を協議する会合を開くことを発表した。今も貧困に喘ぐブラジル北部の平均月収は、サンパウロの6割に当たる1810レアル(約4万6000円)と低いため、ボルソナロ政権は何としても森林開発を推し進めたいが……。世界はブラジルに厳しい目を向けている。

 今年8月までにアマゾンで発生した火災は7万件超と、前年同期より8割強も増えているというが、なぜこれほどまでに燃え広がってしまったのか。

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