725.2qを電車で移動しても、運賃はわずか140円…なぜ?

725.2qを電車で移動しても、運賃はわずか140円…なぜ?

東京駅で購入した隣の神田駅までの140円切符

鉄道の場合、運賃は基本的に移動距離に比例。遠くに行けば行くほど切符代は高くなる。

 ただし、JRの「大都市近郊区間」と呼ばれるエリア内では“ある条件”を満たしていれば、どんなに遠回りしても出発駅〜最終到着駅の最短ルート分の運賃でOK。

 例えば、東京駅から隣の神田駅までは山手線や京浜東北線ならわずか2分で着くが、これを丸1日かかる超遠回りで移動しても切符代はわずか140円で済むというわけだ。

◆大回りは合法的な裏ワザ!

 このJRの大都市近郊区間は、東京、大阪、福岡、仙台、新潟の5か所。もっとも広域なエリアを誇る「東京近郊区間」は首都圏1都6県にまたがり、関東をグルっと一周した超遠回りも可能。そこで今回はこの方法で東京駅から隣の神田駅までほぼ1日を使って移動してみることにした。

 これは鉄道ファンの間で「大回り」の名で知られている裏ワザ乗車術のひとつ。「同じ駅・路線を通らない」「最終到着駅は出発駅以外であること」「途中下車しない(改札から出ない)」といった条件さえ守れば大丈夫。要は一筆書きの要領で乗車区間を決めていくイメージだ。

 ちなみに今回のルート、乗り換え駅は以下の通り。

 東京駅→(東海道本線)→茅ヶ崎駅→(相模線)→八王子駅→(八高線)→高麗川駅→(八高線)→高崎駅→(両毛線)→小山駅→(水戸線)→友部駅→(常磐線)→我孫子駅→(成田線)→成田駅→(成田線)→佐倉駅→(総武本線)→成東駅→(東金線)→大網駅→(外房線)→大原駅→(外房線)→勝浦駅→(外房線)→安房鴨川→(内房線)→千葉→(総武線)→錦糸町→(総武線)→秋葉原→(山手線)

 上記のルートを1日で回るには早朝発の列車に乗る必要があり、東京駅4時50分発の山手線内回りで出発。

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