ドラッグストア業界の裏側。マツキヨ合併、生き残れるのは3〜4社か

ドラッグストア業界の裏側。マツキヨ合併、生き残れるのは3〜4社か

※写真はイメージです

マツモトキヨシとココカラファインの経営統合を巡って、ドラッグストア業界は激動の時代を迎えようとしている。仮に実現すれば、業界全体にどのような影響が生じるのだろうか。

◆マツキヨとココカラファインが合併して再編が加速中

 先月22日、ドラッグストア大手のマツモトキヨシHDとココカラファインの両首脳が都内で記者会見を開き、経営統合に向けて交渉入りしたことを発表した。’20年1月末を目処に統合交渉の結論を出す予定となっており、業界4位のマツキヨHDと同7位のココカラファインの統合がもし実現すれば、業界トップに躍り出ることになる。

 ドラッグストアや調剤薬局のM&Aに詳しいMACアドバイザリー代表の花木聡氏は、両社の今回の動きをこう解説する。

「ドラッグストア業界は、市場のほぼ9割が上位20社で占められる寡占状態にあります。ここ数年、業界大手同士のM&Aがなかったため、今回マツキヨとココカラが手を組もうとしているのは業界内でも大ニュース。この統合がきっかけで、さらなる業界再編が起こり、将来的には3〜4社に絞られる可能性も秘めています」

 ’19年3月期のマツキヨHDの売上高は5759億円、店舗数は1654店舗。一方、ココカラファインの’19年3月期の売上高は4005億円、店舗数は1354店舗。

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