ホスト兼プロレスラーも候補だった「幻の純烈メンバー」たち〜純烈物語<第11回>

ホスト兼プロレスラーも候補だった「幻の純烈メンバー」たち〜純烈物語<第11回>

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―[白と黒とハッピー〜純烈物語]―

◆「白と黒とハッピー〜純烈物語」第11回

現役プロレスラーも候補だった
酒井一圭が語る幻の純烈メンバーたち

「一圭がどういうつもりで今のメンバーを集めたのか、実は僕も聞いたことがないんですよ。ぜひ、取材してみてください」

 この連載に関するプレゼンの場で、マネジャーの山本浩光にそう言われた。純烈の成功は、リーダーである酒井一圭の眼力とメンバーそれぞれのポテンシャルなくしてあり得なかった。全員がムード歌謡曲未経験という中で、何を決め手に運命を共有していく者たちを選んだのか。

 以前にも書いたように、純烈は酒井が雑談の中で言っていたアイデアを面白いと思った業界人たちが“上”に持っていった結果、起ち上げられたプロジェクトだった。当初は歌手らしく声や音楽性といった真っ当なところからメンバーを集めようと考えていたが「背が高くてカッコいい人を揃えてください」とのオーダーが入る。

 そのリクエストには応じたものの、酒井の中には戦隊ヒーロー経験者だけで固めたくないとの思いがあった。それだといかにも企画モノっぽく見えてしまうからだ。

 その時点での人脈を思えば“同業者”の方が声をかけやすい。それでも酒井はスタートから妥協しなかった。

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