日本好きな米国人が作った“超和式温泉”をサンタフェで体験した

日本好きな米国人が作った“超和式温泉”をサンタフェで体験した

露天風呂に浸かる筆者

昔から親しまれている日本の文化、温泉。広く世界を見渡しても、独特のサウナ文化で知られるフィンランドなど、その土地ならではの魅力溢れる温泉やサウナが多数あります。

 アメリカでは、ネイティブ・アメリカンの湯治場として使われてきたアーカンソー州ホットスプリングスが有名ですが、アメリカ南部ニューメキシコ州の州都サンタフェで、ひときわ異彩を放つ存在が「Ten Thousand Waves(萬波)」。

 地元民のみならず、海外から愛好者が訪れるほどの観光名所になっているというこの温泉施設(正確には温泉ではなく、地下水を沸かしている)。日本びいきのオーナーがイチから計画し、作り上げたという、まさに夢のような場所。今回、記者が現地取材してきました。

◆サンタフェなのに、まるで日本の温泉宿

 地元の玄関であるサンタフェ空港(市営)に到着し、自動車でニューメキシコ州ルート599(ハイウエイ)を移動すること、およそ30分。サンタフェ中心街からハイド・メモリアル州立公園に向かう道中、木々に隠れて、うっかりすると見過ごしてしまいそうな場所に突如として出現します。

 駐車場からの長い階段を上がると、建物が見えてきます。吹き付けの白い塀に、和瓦まで備え付けられており、見た目は完全に日本の和式建築。入口付近には、まだ建設中のようですが、日本の仏閣で見かける高い塔婆まであります。

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