日本好きな米国人が作った“超和式温泉”をサンタフェで体験した



 入り口の階段を上がると、受付とギフトショップを兼ねたエントランス。外観こそ日本の銭湯ですが、内部はかなり広々とした造りで天井も高いです。手ぬぐい、化粧品、食品などさまざまなアイテムが揃っていて、見ているだけで楽しめます。

 前日に貸し切り風呂を予約しておいたので、この日は受付にあるタブレットを使って簡単に手続きを済ませて、浴場の鍵と浴衣を受け取ります。ちなみに料金は1人あたり約6400円(60ドル)。

 エントランスから先に進むと、目の前にはまるで日本庭園のような空間が。木造の廊下や扉が、まるで迷路のように入り組んでいて、英語表記の標識だけだと迷路になってしまいそうです。

 それにしても、サンタフェの独特なメキシコ風の街並みにおいて、萬波の木造建築は異彩を放っています。日本人のスタッフも何人かいるようですが、誰が建てているのでしょうか?

◆設計した米国人建築家は、日本で5年仏教修行

 話を聞いてみると、実は設計から建設までを仕切っているのはアメリカ人建築家のジョン・ドリスコルさん。なんと御年71歳だそうです。「日本への留学経験もある」らしく、流暢な日本語を操るドリスコルさんに話を聞きました。

「わたしはカリフォルニアの大学で3年間、大工として勉強を積んだあと、建築文化を学ぶため日本に留学しました。

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