「ネクター=桃の味」と思うのは日本人だけ!知らないとバーで恥をかくその意味は?



 ここで1つ覚えていただきたいのは、「NECTAR(ネクター/ネクタル)」は桃のジュースという意味ではない、ということです。

「NECTAR」はギリシア神話における神々の飲み物です。神々の食べ物であるアンブロシアと共に、口にすれば不老不死となる霊酒です。インド神話に出てくる神々の飲み物「SOMA(ソーマ)」は知っていましたが、ネクターは完全に桃のジュースだと思い込んでいたのです。

 ウィスキーの中には、桃のニュアンスのあるものもあります。しかし、繰り返しになりますが「NECTAR」と桃は関係ありません。

 ただ、神々の酒という名前を付けるのですから、そのお酒はなかなかな力を入れて作っていると考えられます。筆者が飲んだ「GLENMORANGIE NECTAR D’OR 12年」も、ソーテルヌワインの樽で熟成した逸品です。ホームページのテイスティングコメント「レモンタルトのように爽やかでクリーミーな香りと、濃厚かつ滑らかなテクスチャーが特徴」の通りでした。

◆ネクターといえば日本人には不二家だが……

 ネクターと桃は関係ないと知り、慌てて調べたところ、その通りだったのですが、副産物として桃のジュースに関するネタも見つかりました。

 筆者はネクターといえば、不二家というイメージだったのですが、こちらもいろいろと勘違いしていたのです。

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