1億円ランナー設楽悠太の常識外の個性。冷蔵庫にはビールと炭酸飲料…

1億円ランナー設楽悠太の常識外の個性。冷蔵庫にはビールと炭酸飲料…

画像:設楽悠太ツイッター

来年の東京オリンピックマラソン代表を争ったマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)。特に男子では序盤から飛び出し、一人旅を続けながら最終盤に失速した設楽悠太の走りに注目が集まり、切符の行方と共にその姿が強く印象に残るレースとなった。

 そんな今大会の「もう一人の主役」の異質な個性とは。

◆独特なアスリートとしての姿勢

 MGC出場選手によるレース前のウォーミングアップ中、時折笑顔をみせる選手がいた。

「決戦」を前に、殆どの選手が顔をこわばらせ緊張を滲ませる中、設楽悠太は身体を動かしながら口元を緩ませてたのだ。

 さらに前日の会見でのコメント「(ペースが遅かったら)誰もついてられなくなるまでスピードを上げたい」という言葉や、レース開始直前、全選手がスタート位置に姿を現した際でもドリンクを手にしていた設楽の佇まいからは、余裕と、太々しさも感じられた。

 スタート後は早くから宣言通りの一人旅。まるで集団を先導するかの如く他のランナーたちの前に出ると、みるみるうちにその距離を広げていく。2kmにたどりつく頃にはすでに集団は見えなくなっていた。

 このMGCというレースが近づくにつれ、今まで以上に設楽悠太というランナーが語られる中で、独特ともとれる人間性、アスリートとしての『異質さ』がフォーカスされ続けた。

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