安倍新内閣を論評。小泉進次郎など無派閥の「お友達」を大量入閣/倉山満

安倍新内閣を論評。小泉進次郎など無派閥の「お友達」を大量入閣/倉山満

9月11日、新内閣(第4次安倍第2次改造内閣)が発足した/画像は首相官邸ホームページ

―[言論ストロングスタイル]―

◆皇室への不敬甚だしい横畠裕介内閣法制局長官の勝ち逃げ退任を許してしまった

 ど〜〜せ、やる訳ないと思いつつ、以前の本欄で「皇室典範担当大臣を新設し、衛藤晟一氏を据えよ」と述べた。史上最長任期の首相を目前にしているのだから、一つでもマトモな実績を残せとの意味で、首相の盟友で皇室に対する尊崇の念では自他ともに認める衛藤議員を登用しては如何か、と述べたのだ。

 アベノシンジャーズが批判を封じる際の常套句が「安倍さんに無理難題を押し付けるな」だが、閣僚任命は首相の専管事項で、これ以上低いハードルはない。ところが、安倍首相は皇位の安定継承のための皇室典範改正に踏み込む気は無いようだ。案の定、としか言いようがない。

 さて、今回の改造人事を、重要な順に論評する。

 まず、横畠裕介内閣法制局長官が退任した。皇室に対し不敬の限りを尽くした御仁だ。その悪行三昧は、本欄でも再三、取り上げてきた。天下り先は、最高裁判事と取り沙汰されている。6年の在任中、やりたい放題の憲法解釈を政府と国民に押し付けられたのには辟易していたが、勝ち逃げを許したのは間違いない。

 なお後任の長官は、近藤正春次長の昇格だ。法制局長官は、財務省、検察庁、経産省、旧自治省の出身者が輪番で就いている。

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