骨が折れても戦う…世界一危険な格闘技「ラウェイ」に挑み続ける男

骨が折れても戦う…世界一危険な格闘技「ラウェイ」に挑み続ける男

ラウェイ闘士/渡慶次幸平

世界一危険な格闘技「ラウェイ」。リングでは選手が素手で殴り合い、ヒジ打ち、頭突き、金的、失神しても立たされ、戦うことを促される。そんなラウェイで、折れた拳を握りしめて戦い続ける日本人がいる。渡慶次幸平、31歳。彼はなぜ、世界一危険な格闘技に挑み続けるのか? 現地で“狂人”と呼ばれる男の、命知らずな本音に迫る。

◆世界一危険な格闘技に挑み続ける“最狂の男”

 ミャンマーの国技で、約1000年の歴史を持つと言われる「ラウェイ」。寝技がなく、パンチ、キック、ヒジ、ヒザを使って戦う様子はキックボクシングとあまり変わらないが、その手にボクシング・グローブは装着されていない。バンデージを巻いたのみの拳で殴り合うのだ。さらに頭突き、投げ、金的攻撃(故意でなければ)まで認められていることから、「世界一危険な格闘技」と言われている。

 あまりの危険さに、ミャンマー国外から挑戦する選手はほとんどいないが、逆にこの世界に魅せられて挑み続ける者もいる。渡慶次幸平(とけしこうへい)もその一人だ。インタビューしたのは試合の約1週間前。まさに闘争心が体に充満している時期だった。

――まずはラウェイが世界一危険な格闘技、と言われる理由を教えてください。

渡慶次:素手で殴り合うし、ヒジ打ち、頭突き、投げ技がある。

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