世界に誇れるデザインのマツダ3に足りないものは何か?

世界に誇れるデザインのマツダ3に足りないものは何か?

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―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―

 日本車のネーミングは、スープラとかスカイラインとかなにかしら名前っぽい感じですが、欧州ではアウディA4とかBMW320dとか、コードネームっぽい名前が主流です。そんななか我らがマツダが欧州化? アクセラの後継車をMazda3として発売しました。名前だけでなく中身も欧州のクルマに負けない感じになったのでしょうか?

MJブロンディ改め永福ランプ=文 Text by Shimizu Souichi
池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu

◆マツダ3はカーマニアのヒーローか?未完の大器か?

 人間、オッサンになると、若きヒーローへの思い入れが強くなる。たとえばかつての石川遼や、現在の大谷翔平だ。彼らが活躍してくれれば我がことのようにうれしく、不振に陥ればガックリする。一種の代償作用ですな。

 カーマニア(≒オッサン)も、国産車のヒーローの出現を常に待ち望んでいる。カーマニア的価値観における“いいクルマ”が登場して、世界的に高い評価を得てもらいたいと願っているのだ。別にヒット車になる必要はない。ヒット車ってのは一般大衆にウケるってことなので、むしろわかる者にしかわからないような、隠れた名車が最も望ましい。

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