年収100万円・41歳男性のネットカフェ暮らしとは 家を借りるお金貯まらず困窮

年収100万円・41歳男性のネットカフェ暮らしとは 家を借りるお金貯まらず困窮

記事まとめ

  • 記事では、都内のネットカフェを転々とし漂流生活を送っている41歳男性を紹介している
  • ネットカフェ生活は、"仮住まい"のはずだったが正社員になれず2年目を迎えるという
  • 日雇いで時給1200円を稼ぐものの収入は安定せず、家を借りるお金は貯まらないと話す

1時間200円のネットカフェに住んで2年目…年収100万・41歳の生活

1時間200円のネットカフェに住んで2年目…年収100万・41歳の生活

仮住まいのはずが……ネットカフェに2年定住!

◆年齢を重ねるほど過酷さが増す「住所不定」の中高年に密着!

 世の中に報われない努力があるのは事実だ。しかし、貧しい生活を強いられる状況は「努力不足による自己責任」と言い切れるのだろうか。週刊SPA!9月10日号に掲載された特集「年収100万円の衝撃」では、日雇い労働などの不安定な雇用と低賃金を理由に、本来なら寝泊まりが禁止される貸倉庫やゴミ屋敷化したネットカフェに住む人々の存在を報じ、読者から「貧困は自己責任」、「役所を頼れ」といった厳しい声が多数寄せられるなど、多くの反響を呼んだ。

「派遣や契約社員を含め非正規労働者は労働人口の約4割と年々増加しています。特に現在の30代後半〜50代は就職氷河期世代だけに、その割合は高い。中年フリーター、日雇いなど低賃金で厳しいけれど食べられる状況にはありますが、“定職”ではないため、何年働いても技術や知見がつかない、通称『非熟練労働者』なんです。

 そんな人たちが就職できるか、と問われたら難しい現状がある。彼らは高給な仕事を奪い合う残酷な椅子取りゲームに参加させられ、競り負けて貧困に陥った人たち。こんな社会状況で“自己責任”と切り捨てられるのはおかしなことです」

 と語るのは、貧困問題について年間500件の相談を受ける社会福祉士の藤田孝典氏だ。

「失業しても、家さえ失わなければ生活を立て直すことは可能です。

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