水の上では先輩も後輩もある? ない?<江戸川乞食のヤラれ日記S>

水の上では先輩も後輩もある? ない?<江戸川乞食のヤラれ日記S>

江戸川水面、かつて艇界の大記録をかけて北原友次が出走したレースがある

<江戸川乞食のヤラれ日記S>=北原友次の通算勝利数更新のこと=

 これはまだボートレースが競艇と言われていた時代の話。

 今年(’19年)9月24日から始まったG1江戸川開設64周年記念は中止順延などのトラブルもなく、枝尾賢のG1初優勝で幕を閉じた。

 戦前、一部の江戸川マニアの間で話題に上がっていたのが石渡鉄兵の江戸川通算300勝目が節間どこで達成されるかという話であった。

 結果、江戸川300勝目はお預けになってしまったのだが、江戸川では過去にこの記録のさらに上をいく、艇界の大記録がかかったレースがあった。

◆北原友次、艇界の大記録を江戸川で達成か!?

 平成7年(’95年)7月22日初日開催の一般タイトル戦、第5回アサヒビールカップ。この開催はあっせん予定が発表された時点から話題になっていた。

『インの鬼』と称される北原友次の参戦である。そして北原はこの江戸川の開催に参加する直前までの通算勝利数が3087。

『神様』と称された倉田栄一(期前・三重)が持つ通算勝利数3088を江戸川の水面で更新するのは確実、と思われていたからだ。

「競艇は左回りじゃ!」北原がインに固執する理由をある記者が尋ねた時の回答である。

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