大化けする企業を見分けるコツ。激安印刷で150%成長、ラクスルの事例から

大化けする企業を見分けるコツ。激安印刷で150%成長、ラクスルの事例から

ラクスルのホームページ

―[あの企業の意外なミライ]―

 今、急激に成長拡大を続けていることで話題となっている「ラクスル<4384>」という会社をご存知でしょうか。ラクスルは、デジタル化が進んでいない印刷業界の非効率な領域にECを持ち込み急成長した会社です。

 当時、インターネットが普及していない印刷業界で、自社で印刷物を販売するECサイトraksulを立ち上げたことで、産業構造の変革を実現した同社(企業や個人が、印刷の注文をネットで24時間でき、最短翌日に届く。チラシ1枚1.1円〜など格安)。

 さらにこのraksulの成功にとどまらず、物流マッチングサービス「ハコベル」、テレビ広告業界へと参入領域を次々と拡大させています。このラクスルの成長プロセスを追うことで、「今の時代に勝ち続ける企業」、ひいては株価が長期的に上がる優良企業を見抜くコツをお伝えします。

◆ポイント1:古くて市場規模が大きい分野で勝負している

 現在、ラクスルは印刷・広告の「ラクスル」、そして物流の「ハコベル」、二つのサービスを展開しています。

 ラクスルが参入する2009年以前の印刷業界は、大日本印刷と凸版印刷の二社が市場の半分以上のシェアを占め、それ以外に全国約3万社の印刷会社が存在するという「多重下請け構造」になっていました。

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