ハロウィンで今年も大混乱?日本の青年層の知性の低さに絶望/古谷経衡

ハロウィンで今年も大混乱?日本の青年層の知性の低さに絶望/古谷経衡

近年の渋谷の様子。仮装した若者たちが常軌を逸した宴を繰り広げるハロウィン。今年はコンビニチェーンが酒類販売を自粛するなど自衛策をとっているものの、若者たちの行動を抑えられる見込みはない

―[連載「ニュースディープスロート」<文/古谷経衡>]―

◆驚くべき青年層の低民度 ハロウィン栄えて国滅ぶ

 今年もまたクレイジーハロウィンの季節がやってきた。

 多くの日本人が意図せずに、あるいは意図的に勘違いしているが、全世界的にハロウィンは、幼稚園児などが中心となって学校施設内等で菓子を配るという、読んで字のごとく「子供のママごと」。大の大人が酒を飲んで繁華街に繰り出して乱痴気騒ぎをするという行為がハロウィンの名を冠して行われているのは、世界広しといえども日本だけである。

 昨年(’18年)のハロウィンでは、渋谷センター街(宇田川町)で軽トラックを集団でひっくり返すなどしたハロウィン参加者4名が、暴力法(集団的器物損壊)違反で逮捕された。暴力法はもともと反政府活動(急進的左翼や共産主義者等)を取り締まるために大正時代に作られた刑法だが、これが適応されるとは世も末の感があった。

 警視庁は軽トラ横転に関わった15名の男(17〜37歳)を防犯カメラ画像等で特定。そのうち特に悪質性が高いと判断した前記4名(20〜27歳)を検挙したわけだが、我が国の10代後半から30代後半までの「広義」の青年の民度がこれほど低いとは、驚きである。

(編集部注:渋谷区は今年、ハロウィン期間中の路上飲酒を禁じる条例を作り、警備等に1億円以上を投入。

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