日本の隣国に「人を殺してはならない」の価値観は通用しない/倉山満

日本の隣国に「人を殺してはならない」の価値観は通用しない/倉山満

日本の隣国に「人を殺してはならない」の価値観は通用しない/倉山満の画像

天皇陛下の御即位や改元で奉祝ムードに湧いた日本だが、消費税の増税、近隣諸国との関係など、先行きは必ずしも明るいことばかりではない。漠然とした不安のなかで「日本を守りたい」と考えている人も多いだろう。とはいえ、具体的に何が必要かはわからない……。「知恵より志だ」と断言するのは、憲政史家・皇室史学者の倉山満氏だ。新刊『13歳からのくにまもり』では、「自分が総理大臣になったつもりで考えよ」と述べている。その真意とはなにか?

◆「人を殺してはならない」という価値観が通用しない国に囲まれた日本

倉山:まず日本人が当たり前だと思っている価値観は、東アジアにおいて通用しません。例えば「殺人」について見てみましょう。現代の文明国では殺人は犯罪で、人を殺してはならないという価値観は多数派です。日本では聖徳太子の「十七条憲法」の頃には定着していた価値観です。平安時代には天皇だって人を殺したら最高刑という掟が成立していました。

 しかし世界では、たかだか最近200年の新しい価値観なのです。そのうえ、日本の周囲にはアメリカを除いて、この価値観が通じないロシア、中国、北朝鮮といった国々があるのです。韓国は今のところ人を殺してはならないという価値観が通じますが、今後はどうなるかわかりません。

――そうした周辺諸国が日本に攻めてこないのはなぜでしょうか?

倉山:憲法九条によって日本が平和主義の国だと掲げているだからだという人々がいます。

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