福島市に発着本数が0本の秘境駅が存在 ホームはそのままで撮り鉄に人気のスポットに

福島市に発着本数が0本の秘境駅が存在 ホームはそのままで撮り鉄に人気のスポットに

記事まとめ

  • 福島市にあるJR奥羽本線の「赤岩駅」は2017年から全列車が通過する発着本数が0本の駅
  • かつて赤岩駅の周辺には複数の集落があったが住民ゼロの廃集落となり利用者は皆無に
  • 駅のホームはそのまま残されていて、廃駅にはなっておらず、あくまで休止駅扱いとか

発着本数が0本の駅!? 行ってみたらとんでもない秘境駅だった

発着本数が0本の駅!? 行ってみたらとんでもない秘境駅だった

“列車が1本も停車しない駅”とは?

以前、発着本数が1日わずか1本ずつの北海道・新十津川の訪問記を紹介したが、福島県内には“列車が1本も停車しない駅”があるとの情報を入手。

「それってただの廃駅なんじゃ……?」

 そんな風に考えていたことは否定しないが、別の取材で東北を回っていた10月某日、せっかくなので噂の発着0本駅まで足を延ばしてみることにした。

◆冬は雪が深くて駅まで近づけない?

 ちなみにその駅とはJR奥羽本線の「赤岩駅」。一応、住所は福島市だが山形との県境から近く、Googleマップで確認すると、駅があるのは険しい山奥の谷間。福島駅からは直線距離で12.3キロほどしか離れていないものの、うねりくねった山道を通らなければならず、思った以上に大変な道のりのようだ。

 実際、途中からは細い山道となり、落石と思われる大きな石があちこちに転がっていた。20分ほど車を走らせると大平集落という少し開けた場所に到着。3世帯5人が暮らしているらしいが、人の気配がまったく感じられない。崩れて残骸のようになっている廃屋もあり、限界集落と化しているようだ。

 赤岩駅はこの集落からさらに800メートル先だが高低差は100メートル近くあり、一気に下らなければならない。道路もこれまで以上に細く、軽自動車でないと通行が難しそうだったため、ここからは徒歩で向かうことに。

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