“全員デブのテラスハウス”…番組が問いかける「肥満の自分を愛するべきか」

“全員デブのテラスハウス”…番組が問いかける「肥満の自分を愛するべきか」

『Who Are You Calling Fat?』予告動画のキービジュアル(C)BBC

2018年4月から「砂糖税」(清涼飲料水に含まれる砂糖の量に応じて課される税)が導入されるなど、肥満が社会問題となっているイギリス。肩身の狭い思いをしている“デブ”たちは、どんな思いを抱えているのだろうか?

 BBC TWOの『Who Are You Calling Fat?』は、そんな彼らに迫ったリアリティーショーだ。片田舎のシェアハウスで共同生活を送る男女9人のデブたちが、肥満とともにあった人生や、そのことで世間から罵られる屈辱について、個人的な体験を告白しあうところから始まる。それでも彼らは思い悩むのだ。“いまのこの体を愛すべきか、それともダイエットすべきか”。

◆やせるべきか? 太った自分を愛すべきか?

 この選択肢同様、出演者も2つの派閥に分かれる。ひとつは、肥満は問題だと受け止めるグループ。かつて160キロもあった57歳の男性、デルのケースはこうだ。大病を患い、自分で体を動かすのも困難になったのをきっかけに、胃の縮小手術を受けるなどして減量に成功したのである。
 いまでは、同じように肥満の苦しみを抱える人たちの手助けをするために、非営利のウェブサイトも運営しているという。「僕はかつてないほど幸せなんだ」と語るデルは、番組における“善玉”の役割といったところだろうか。

 その一方、ダイエットなど必要ないと語る“悪役”ヴィクトリアも登場する。

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