古代エジプトのミイラが包帯を巻く理由は「腐敗防止」 樹脂を含ませたリネン製の包帯

古代エジプトのミイラが包帯を巻く理由は「腐敗防止」 樹脂を含ませたリネン製の包帯

記事まとめ

  • 国立科学博物館の特別展「ミイラー『永遠の命』を求めて」は全世界からミイラが集結
  • 「ミイラを目の前にすると、何とも言えない何かが語り掛けてくる」とビートたけし
  • 古代エジプトのミイラは、腐敗を防ぐため樹脂を含ませたリネン製の包帯を巻いている

エジプトのミイラが包帯を巻く理由とは? ミイラ43体から読み取る神秘性

エジプトのミイラが包帯を巻く理由とは? ミイラ43体から読み取る神秘性

弘智法印 宥貞

11月2日から国立科学博物館(上野公園内)にて開催中の「ミイラー『永遠の命』を求めて」。全世界から43体ものミイラが集結する特別展だ。

「ミイラときくと『こわい』『気持ち悪い』と思われる方もいるかもしれないし、もちろん展示の中にはショッキングなものも含まれるので、気分が悪くなる方もいるかもしれない。しかし、全体を通して展示を見ていると、ミイラになった人の人物像や、それを守ってきた人たちの思いが見えてきて、この展覧会の意味が見えてくる」と、主催者は話す。

◆スペシャルサポーターに任命された超大物

 同展のスペシャルサポーターに任命されたのは、ビートたけし。このブッキングからも展覧会への力の入れようが伝わってくる。ビートたけしは次のように語る。

「ミイラを目の前にしてみると何とも言えない何かが語り掛けてくるんだよね。ミイラとなった人が生きていた当時の歴史や価値観、死生観など知れば知るほど面白くなるんだよね」

◆筆者おすすめ…日本のミイラ

 世界中からミイラが集まる同展だが、筆者がオススメするのが日本のミイラたちだ。展示では殿(しんがり)をつとめるのが、即身仏の「弘智法印 宥貞」。

 ミイラといえば、偉大な権威を構成に残すために「周囲の者たち」が「死後」に作るものという認識が広い。

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