純烈、紅白2年連続決定! 〜純烈物語「白川が体感した石灰まみれの熱唱」

純烈、紅白2年連続決定! 〜純烈物語「白川が体感した石灰まみれの熱唱」

石灰まみれで力石徹ばりの真っ白になりながら、最後は「恋は青いバラ」を熱唱(写真提供/Extreme Party)

―[ノンフィクション連載「白と黒とハッピー 〜純烈物語」]―

 ’18年大晦日に「紅白歌合戦」出場を果たし「紅白に出て、親孝行」という念願が成就。この世の春を謳歌していた、ムード歌謡グループ・純烈。しかしそのわずか9日後に発覚したメンバーの不祥事で事態は暗転、グループ存続の危機に立たされた。

 純烈を結成、リーダーそしてプロデューサーとして苦労の日々を重ねてきた酒井一圭は、元々子役として芸能界にデビューし、戦隊ヒーロードラマなどで名を刻んだものの、その後鳴かず飛ばずとなった過去を持つ。後にプロレスと出会い、実際にリングに上がることで、その表現方法を純烈に昇華させている。その類まれな“人間力”はどこから生まれたものなのか。酒井本人やメンバーの現在と過去を行き来しながら、純烈の裏側を紐解くノンフィクション新連載―――酒井とともに「マッスル」に浸かってきたプロレスライター・鈴木健.txtが緻密な筆致で迫る。

◆第19回 自分のノドと向き合う宿命の中で白川が体感した工場プロレスと石灰まみれの熱唱

 感音性難聴は、音を感じ取る内耳及び感音器の障害によって起こる難聴である。通常は加齢、メニエール氏病などの病気、騒音が原因となるが、白川裕二郎の場合は先天性で、それに気づかぬまま生きてきた。

 症状としては「聞こえる範囲の音がせばまる」「音がぼやける」「高音域の聴こえが悪くなる」があげられ、白川が言う「低い音なら聴こえるけど、ある音になると塞がっている感覚になる」がそのまま当てはまる。

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