中年サラリーマンが“老害化”せず会社に残り続けるには?

中年サラリーマンが“老害化”せず会社に残り続けるには?

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副業、転職、早期退職、定年の70歳引き上げなどで多様化するサラリーマン人生だが、多くの平凡な会社員は「今いる会社で定年まで働き続けたい」というのが本音。だが、本当に今の会社で70歳まで安泰な人生を送れるのか。新たな時代の企業の見分け方を伝授!

 今回は中年サラリーマンが“老害化”せず会社に残り続けるには、どういった能力が必要になってくるのか。健康社会学者の河合薫氏と働き方評論家の常見陽平氏に伺った。

◆働き続けても老害にならないために

河合:仕事柄、よく40〜50代のサラリーマンの方に話を聞くんですが、会社を辞めた後の“危機感”は持っていても、“リアリティ”を持っていない人が目立ちますね。

常見:僕も40代ですが、具体的に今後、どのような人生を歩むのか決断できていない人たちが多いように感じます。

河合:若いときにはなかった心配が発生するのがその世代。体力だけでなく、家族や、親の介護のことなど、これまでは自分のことだけ考えていればOKだったのが、他人のことも考えなければいけない。なのに、会社では求心力が失われていく。著書で「ジジイ化(保身に走る中年世代)」について書きましたが、そんな事情をくむと、最近は「ジジイ」と表現するのが可哀想になってきました(笑)。

◆減給・降格に耐え、置かれた立場をわきまえるメンタルを持とう

常見:定年近くになると、会社が“セカンドキャリア支援”“再雇用”を推進するのが基本ですが、皮肉なことに組織に残り続ける人材は、後輩が出世しても、給料が下がっても、それを甘んじて受け入れることができる人たちだと思います。

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