セ・リーグ新人王を獲得した村上宗隆の足跡。高校時代は強打のキャッチャーだった

セ・リーグ新人王を獲得した村上宗隆の足跡。高校時代は強打のキャッチャーだった

画像:日本野球機構公式ツイッター

日本プロ野球の今年のセ・リーグ新人王は東京ヤクルトの高卒2年目野手・村上宗隆が受賞した。36本塁打&96打点を筆頭に数々の高卒2年目以内、未成年での打撃記録を塗り替えた実績が評価された形だが、多くのプロ野球ファンは今季のこのブレイクに“村上って何者?”と思うのではないだろうか。

 そこで今回は高校時代の村上の足跡を、栄光と挫折を交えて辿ってみたい。

◆入学直後に即4番&県予選最初の打席で超ド級の満塁弾デビュー

 2015年に高校進学した村上は熊本の強豪・九州学院に入学。するといきなり4番&ファーストのレギュラーの座を獲得に成功。さらに甲子園をかけた夏の熊本県予選の初戦。東稜戦の初回での第1打席であまりにも鮮烈なデビューを飾っている。

 なんと満塁弾を放ったのだ。しかもその一打は中堅までの距離が約121.9メートルと国際試合開催規格を有し、プロ野球界でも“本塁打が出にくい野球場”として有名な藤崎台球場のバックスクリーン左の芝生席に叩き込んだ当たり=推定飛距離にして120メートル超だった。

 さらにこの試合で村上は4打数3安打の固め打ちで、チームのコールド勝ちに貢献している。初めての夏の県予選を最高の形でスタートした村上。このときから“持っていた”のかもしれない。

◆ただ一度の夢舞台で全国の壁を痛感

 村上は1年夏の熊本県予選全6試合で4番を務め、22打数9安打で打率4割9厘、1本塁打、8打点をマーク。

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