いまどき「総合職」入社は勝ち組なのか? 会社にとって都合良く扱われ…

2年前に一度、希望した技術系の部署に配置されましたが、もはや現場のことはさっぱりわからず、初めて社内評価でマイナスがついた。一方で、友人といえば、技術畑で才能を開花させ、すでに会社を去りました。海外駐在中に台湾のIT企業から引き抜かれて、年収は僕の3倍もあるとか」(同)

 都内の大手テレビ局総務担当者・菅祐香里さん(仮名)も、同様の悩みを持つ一人。

「学生時代に東南アジアを取材してVTRを作っていましたから、ジャーナリスト志望だったんです。総合職で入社し、一年目から念願の報道局に配置され、夢が叶ったと喜んでいたのもつかの間。朝の情報番組担当になり、やることといえば芸能人が結婚したとか不倫したとか、週刊誌の記事を見ては使えそうなネタを探して、出版社に『使わせてくれ』と電話する毎日……。

 上司に不満をうったえると、今度は報道からも外されて、お笑い番組担当、通販番組担当と、自分の希望しないことばかりをやらされる。収入は三分の二ほどになりますが、報道限定の契約社員はイキイキしていました。これが総合職の定めなのかと」(菅さん)

 自身が優秀だからというだけで、聞こえも収入も良い「総合職」を目指すと、後悔した時にはすでに手遅れになる、ということもある。

◆潰しが利かない、一生いまの会社に尽くすしかない…

「総合職とはその名の通り、会社の為には総合的になんでもします、という都合の良い人材のこと。

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