安倍内閣を支持していた私が積極的不支持に変えたわけ/倉山満

安倍内閣を支持していた私が積極的不支持に変えたわけ/倉山満

2日の参院本会議で「桜を見る会」の招待者名簿の電子データは復元ができないと答弁した安倍晋三首相。シュレッダーにバックアップデータの削除、“迅速な対応”には頭が下がるばかりだ 写真/時事通信社

―[言論ストロングスタイル]―

◆何の実績もない総理大臣が権力を私物化していることに国民は怒っているのだ

 先日、『週刊ポスト』の取材を受けた。「安倍首相を褒め殺しにしてください」との依頼だった。こちらも「変な人と並べないでくださいよ」と条件をつけた。先方に「変な人とは、どんな人ですか?」と聞かれたので、「保守業界で横行する、DV、横領、ネットワークビジネス、痴漢、強姦などをやったことが無い人」と答えると、「大丈夫です。安心してください」と一笑に付された。

 掲載誌を確認すると、筋金入りのリベラルばかりが並んでいた。確かに、犯罪や反社会的な行動を確認できる人物は一人もいない。保守はリベラルに数でも質でも、そして倫理でも負けているのだと実感した。

 保守を自称する人々が、どれほど無能なのか。7年も政権を独占していて、何一つ達成できていない時点で、一目瞭然だろう。今次安倍内閣の唯一のレガシーと言えば、消費税を2回も増税して税率を2倍にしただけだ。つまり、負の実績しかない。この7年間、100議席を超える野党が1度も存在したことが無い、好環境だったのに。

 その間、安倍御用言論人の仕事は二つ。野党の悪口と安倍批判の封殺のみ。私とて好きで安倍批判をしたいわけではないし、他に代わる適切な人もいないことで、黙っていた。

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